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SHOP:内田画廊
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■牡 丹 富貴の象徴、百花の王「牡丹」 文化勲章受章の巨匠 前田青が心を込めて描いた逸品 本作は、小林古径、安田靫彦、前田青邨、奥村土牛などの 錚々たる画家たちで構成された清流会に出品された作で、 青邨の代表的静物画と評価される。
絢爛に咲き誇る牡丹、緑青の葉にはたらしこみが用いられ、 その樣が朱の模様の壺と美しさの競演をしている。
画面上部の余白には金泥の隈取りが施され、 吉兆と装飾性を加味している点も見事といえる。
明治美術の偉大な先覚者である岡倉天心は「芸術は形を 移すのではなく、ものの心を移すべきだ」と、青邨を 諭した。
青邨自身も対象をスケッチする際の心構えを「スケッチを することは、私にとって、実に大きな喜びだ。
自分の眼に 美しいと感じられたものの、その美しさを、自分の筆に 描きとどめる喜び。
殊にまた、対象の気持ちがよくとれた 時の、なんとも言えず深い喜び…。
」と述べている。
この「牡丹」は、天心の教え、事故に課した心構えが 率直に生かされているがゆえにと貴いといえるであろう。
(美術評論家、前泉屋博古館分館長 川口直宜 付属解説書より抜粋) 【 彩美版とは? 】 画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された 新時代の画期的な技法による複製画です。
最新のデジタル画像処理技術と高精度プリントにより、 原本の持つ微妙なニュアンスや作家の筆遣いといった 絵の鼓動までもが表現されております。
『彩美版』は共同印刷の登録商標です。
■前田青邨 まえだせいそん 明治18 岐阜県中津川市に生まれる 明治34 尾崎紅葉の紹介で梶田半古の塾に入る 明治35 日本絵画協会・日本美術院連合会が共進会に入選 明治40 紅児会に入る 大正 3 日本美術院同人に推挙される 大正 9 延暦寺より伝教大使絵伝のうち「根本中堂落慶供養図」 を依頼される 昭和 5 第一回朝日章受章 昭和12 帝国芸術院会員となる 昭和19 帝室技芸員となる 昭和26 東京芸術大学教授となる 昭和30 文化勲章受章 中津川市名誉市民となる 昭和36 本作「牡丹」を制作 昭和39 日光二荒山神社宝物館壁画「山霊感應」を完成奉納 昭和41 ローマ法皇庁からの依頼で「細川ガラシャ夫人像」を...楽天市場のショップで商品詳細の続きを見る